カナダのインクルーシブ教育について語る

自分が自閉症児の子育てについて語っているインタビューの動画が先日公開されました。

https://8bitnews.org/?p=13178

インタビューを終えて様々なコメントを頂き自分の発信する意見について振り返りまなばせてもらっています。

勇気をもらいましたという感謝のコメント、多様性社会とは理想論であり、そんなモノは存在しないというコメント、障害者本人ではなく親から見た経験を聞く事で参考になったというコメント等、様々です。

自分が発信しようと思った発端は、子供が自閉症の診断を受けましたっというある親御さんの発信でした。涙がとまりませんっという親御さんのツイート。当時の自分を思い出したのです。

10年前、長男が自閉症の診断を受け自閉症について説明を受けても正直ショックで何がなんだかわからなかった。ネット検索しながら何でも良いので希望が持てる内容を探していました。

そこで当時の自分が思った事。英語のサイトに比べて日本語のサイトは障害について悲観的で見たくない内容が多かった。もしかすると素晴らしいサイトがあったにも関わらず自分の検索方法が、そういった記事にながれてしまう検索方法だったのかもしれません。

結局、当時の自分は途中で日本語の検索をストップして英語のみに切り替えていました。

当時、自分が検索をしていて勇気をもらえたのは、実際に自閉症児子育てを経験してそれをポジティブに語っているママさんたちの発信でした。自閉症児ママさんの大丈夫よっという発信を見て自分も大丈夫かもしれないっと思えてきたのです。

障害児の親が直面する違和感と葛藤。私は周りの社会から気付きをもらい、成長する事でその葛藤を克服する事が出来ました。長男の成長する姿を見て日々、自分の子育てを自慢そして誇りに思えるくらいです。

人によって状況、環境、捉え方、すべて違います。自分が参考にしたママさん達の発信もそれぞれ自分とはまったく違う状況、環境、捉え方の発信でした。しかしながら、そこからちょっとでも自分に当てはめることができそう、トライできそう、真似できそうなモノを選択していく。

自分の障害児子育て発信も、どこかでそんなキッカケになってくれたら嬉しいなぁと思います。

意識と環境と自信

先日、クラブハウスで英語の勉強について、自分の過去の経験も交えてこんな意見をシェアしました。

” 私にとっての語学力習得の鍵は意識と環境と自信です。

自分は10代の時にロンドンに一年間語学留学をしました。学校以外の日常生活を日本人のクラスメートとばかり、いつも過ごしてて、楽しい思い出はたくさんできたんですけれども、語学については大きな飛躍をとげたとは思えない一年でした。

その後、カナダに再度留学。ロンドンの時の経験を意識してあえてカナダ人の中に入り、あえて自分を英語環境に出来る限りおくように心がけました。一時期は数カ月間まったく日本語を話すことも聞くこともない環境に陥ってしまい、久しぶりに日本人の友人と話をした際は自分の日本語がおかしいと感じるほどでした。

そうなるとこっちのものです。英語を話すことに自信がつきました。堂々と自信を持って英語で話せるようになりました。

その後はバランスをとって海外移住者として日本語と英語で自分の環境に満足できる環境で生活しています。”

この時は、英語の勉強法についてしか語っていなかったのですが、これって自閉症児の子育ても含め、私の人生の学びの柱だなって、ふと思いました。

意識と環境と自信。。。

コロナの影響で、外出や人と会う事が減ってしまって悲観する方々が、たくさんいる中、私は快適で仕方がありませんでした。家で自分の好きな事をして、好きな事にチャレンジして、自分の世界に没頭する。

しかしながら、自分の世界に没頭してしまうと、成長に物足りなさを感じるのです。

自分と気の合う友人、家族、同僚。とても心地良い環境と思いながらも、そういった環境ばかりで時を過ごしてしまうと、物足りなさを感じる。そういった事も過去に何度かありました。

違和感を感じながらも”意識”して、自分を違う”環境”においてみる。

試行錯誤して、その環境から、自分が何か成長につながる学びを得られると大きな”自信”が得られるのです。そしてその自信が自分の人生に喜びを与えてくれるのです。

長男が自閉症と診断された時、私は、違和感を感じながらも、どんどん人の輪の中に飛び込みました。

療育のプロと呼ばれる方々、学校の先生方、親御さん達、つながりを求めて、自分の中では、違和感を感じながらも、意識して、いろいろな方々の輪の中に飛び込みました。

そしてその輪の中から、たくさんの事を学び、自分の中に自信を築き上げたのです。

強くなったなぁ。

違和感を感じる事は全然大丈夫!

それを意識して、違和感の環境に自分を投げこみ、学び、そして自信をつける。

そういった自信の積み重ねにちょっとした幸せを感じる今日この頃です。

過去の写真

子供達がまだ幼かった頃、私の最大の楽しみは、写真撮影だった。

子育てで忙しい日々、たった一杯のコーヒーをゆっくり飲むことですら出来ない。

何か自分のやりたいことをしようとしても、必ず中断が入り集中出来ない。

子育てにイライラし始める自分。。

何が出来るだろう。。。

そう考えて思いついたこと。

自分のやりたいことを、子育てに向けよう。。

そう思ってはじめたのが、子供達の写真撮影だった。

子供達を毎日おいかけ、愛おしいと思う瞬間を、携帯におさめては、日々、楽しんでいた。

当時は、こういった写真を、プライベート設定で、SNSに、ちょくちょく投稿していた。

特にいいなぁっと思う写真は、親戚や家族、友人等にシェアすることもあった。

そして、ここ最近、そういった写真が、思い出写真として、画面に登場してくる事が多くなった。

これが物凄く嬉しい。

昔の写真なのに、今の自分にも、日々、幸せをくれる。

ある過去の写真をツイッターに投稿した。

長男と次男が手をつないで、私の目の前を歩いている写真。

後ろ姿をパシャリと撮影したものだ。

”長男が自閉症と診断されて葛藤していた時期。

辛かったけど幸せな瞬間もたくさんあった。

今は幸せな瞬間しか思い出せない。

長男と次男、二人で仲良く手をつなぐ姿が微笑ましくて愛おしくて思わずパチリ。

7年前の今日の投稿らしいけど、今日もこれで幸せもらった^_^ ”

人間の脳というのは、不思議なものだ。

過去であろうが、現在であろうが、自分が幸せだった瞬間につながるモノを見ると、幸せになれる。

そう思うと、過去の幸せな瞬間の写真というのは、未来の自分も幸せにしてくれる嬉しい積立なのかもしれない。

また今日も幸せな瞬間をカメラに収めたいと思う。

アヒムサって言葉を初めて聞いた

先日のある私のツイート。

自閉症児の親になるってキツさは半端じゃない。

今思うとぬるま湯人生からいきなり氷の池に落とされた感覚。

冷たい目線しか感じない。冷たい人っているんです。

だけど温かい人もたくさんいる。

それが見えてくるとキツイけど人生なんとなく得しているような気分になります。

感謝ばかりの人生になるから。

たくさんの方が共感してくださいました。嬉しかった。

ぬるま湯人生だと思えたのは、常に自分に自信があったからかもしれないって今は思います。

母親、子育てなんて皆やっているし、私にだって出来るでしょっみたいな考えが、どれだけ、あまい考えだったのか。

妊娠して出産して母親になるってこんな大変な事だと思わなかった。

日々そう思いながら、自分なりに試行錯誤していました。

そして、長男が自閉症と診断された時。

私の今まで築き上げてきた自分に対する自信というものが崩れていきました。

まわりの子供達が簡単に出来ている事が長男にはまったく出来ない。

それどころか、奇妙な行動にはしり、周りの視線を集める。

自閉症という未知の言葉に戸惑い、検索すると、ある掲示板グループの書き込みが目に入りました。

自閉症に対する明らかな差別と偏見を連ねたコメントが、たくさん書かれてあり、瞬間、ゾッとしたのを覚えています。

自分に自信がなくなっていたから、そういう冷たい言葉が目に入るし敏感になっていたのかもしれません。

氷の池。冷たい言葉と視線。。

でも、落ち着いて目をひらくと、行動してみると、少しずつ温かい気付きや出会いに恵まれるのです。

温かい出会いに恵まれると、自分もそこから学べるし、成長できる。

今まで味わったことのない深い感謝の気持ちが、たくさん自分の中に芽生えてくるのです。

人生ツラいことってたくさんあります。

ある方が自分を大切にしてください。アヒムサ(暴力を振るわない)という言葉を紹介していました。

他人だけでなく自分にも深い愛情で接する事。自分に暴力を振らない。自分をいじめない。

いい言葉だなって思いました。

親になるとついつい子供の為にと自分に無理をさせがち。

今度は、自己愛に試行錯誤かな。