先日のある私のツイート。
自閉症児の親になるってキツさは半端じゃない。
今思うとぬるま湯人生からいきなり氷の池に落とされた感覚。
冷たい目線しか感じない。冷たい人っているんです。
だけど温かい人もたくさんいる。
それが見えてくるとキツイけど人生なんとなく得しているような気分になります。
感謝ばかりの人生になるから。
たくさんの方が共感してくださいました。嬉しかった。
ぬるま湯人生だと思えたのは、常に自分に自信があったからかもしれないって今は思います。
母親、子育てなんて皆やっているし、私にだって出来るでしょっみたいな考えが、どれだけ、あまい考えだったのか。
妊娠して出産して母親になるってこんな大変な事だと思わなかった。
日々そう思いながら、自分なりに試行錯誤していました。
そして、長男が自閉症と診断された時。
私の今まで築き上げてきた自分に対する自信というものが崩れていきました。
まわりの子供達が簡単に出来ている事が長男にはまったく出来ない。
それどころか、奇妙な行動にはしり、周りの視線を集める。
自閉症という未知の言葉に戸惑い、検索すると、ある掲示板グループの書き込みが目に入りました。
自閉症に対する明らかな差別と偏見を連ねたコメントが、たくさん書かれてあり、瞬間、ゾッとしたのを覚えています。
自分に自信がなくなっていたから、そういう冷たい言葉が目に入るし敏感になっていたのかもしれません。
氷の池。冷たい言葉と視線。。
でも、落ち着いて目をひらくと、行動してみると、少しずつ温かい気付きや出会いに恵まれるのです。
温かい出会いに恵まれると、自分もそこから学べるし、成長できる。
今まで味わったことのない深い感謝の気持ちが、たくさん自分の中に芽生えてくるのです。
人生ツラいことってたくさんあります。
ある方が自分を大切にしてください。アヒムサ(暴力を振るわない)という言葉を紹介していました。
他人だけでなく自分にも深い愛情で接する事。自分に暴力を振らない。自分をいじめない。
いい言葉だなって思いました。
親になるとついつい子供の為にと自分に無理をさせがち。
今度は、自己愛に試行錯誤かな。