クラブハウスで一分スピーチにトライした話

日本時間朝5時のクラブハウスで自分の学んだ経験を制限時間一分で話すというコーナーがあり、私も何度かスピーチしてみました。

先日は、地域格差のトピックに合わせて自分の経験を語ってみました。

スピーチは以下の通り。

地域格差がここ最近話題になっていますが、私も東北の小さな町の出身です。地元の短大を卒業して国の公務員になることが人生のゴール、それが幸せだと信じていました。それなりに楽しかったし、当時の自分にはまったく気づきがありませんでした。結局は海外に出ることになって今に至りますが、今振り返って、ひとつ言える事は、勇気を出して自分をまったく違う環境に置くことで時には大きな学びを得られるということです。なれた環境に居続ける事は居心地が良いし否定するつもりはありません。だけど、せっかくの人生。失敗しても思い切って外に出てみるって凄くいい事だと思います。以上です。

このスピーチの後に、勇気をもらいましたっというありがたいコメントを頂いて、すごく嬉しかったです。

このスピーチの中では自分が海外に出たことでの学びを語っていますが、慣れた環境から思い切って外に出てみる、学ぶって、実は、日常の中にたくさん存在すると思うのです。

自分の今の身近な例でいうと子供達の学校。

どうして子供は学校に行かなかきゃいけないの?

行かなきゃいけないってルールはないけど、学校って子供の時だけ体験できる、思いっきり高級な、”違うコト”を経験出来る場所なんだよ。大人になったら、時間も限られるし、お金もかかるし、大変。だけど、子供の時は、時間いっぱいあるし、自分の世界だけで、自分が思いつくコトだけで時間過ごすのって勿体ないじゃん。だから、学校で、たくさんの違う大人や子供達に会って、違うコトを、たくさん経験するの。自分の知らないコトを学んだり、体験したり、イヤな人に会ったり、素敵!って思う人に会ったり、とりあえず、やってみる。

学校に通う子供達を見送りながら、いろいろと体験して、学んでくれている事を、願う日々です。

意識と環境と自信

先日、クラブハウスで英語の勉強について、自分の過去の経験も交えてこんな意見をシェアしました。

” 私にとっての語学力習得の鍵は意識と環境と自信です。

自分は10代の時にロンドンに一年間語学留学をしました。学校以外の日常生活を日本人のクラスメートとばかり、いつも過ごしてて、楽しい思い出はたくさんできたんですけれども、語学については大きな飛躍をとげたとは思えない一年でした。

その後、カナダに再度留学。ロンドンの時の経験を意識してあえてカナダ人の中に入り、あえて自分を英語環境に出来る限りおくように心がけました。一時期は数カ月間まったく日本語を話すことも聞くこともない環境に陥ってしまい、久しぶりに日本人の友人と話をした際は自分の日本語がおかしいと感じるほどでした。

そうなるとこっちのものです。英語を話すことに自信がつきました。堂々と自信を持って英語で話せるようになりました。

その後はバランスをとって海外移住者として日本語と英語で自分の環境に満足できる環境で生活しています。”

この時は、英語の勉強法についてしか語っていなかったのですが、これって自閉症児の子育ても含め、私の人生の学びの柱だなって、ふと思いました。

意識と環境と自信。。。

コロナの影響で、外出や人と会う事が減ってしまって悲観する方々が、たくさんいる中、私は快適で仕方がありませんでした。家で自分の好きな事をして、好きな事にチャレンジして、自分の世界に没頭する。

しかしながら、自分の世界に没頭してしまうと、成長に物足りなさを感じるのです。

自分と気の合う友人、家族、同僚。とても心地良い環境と思いながらも、そういった環境ばかりで時を過ごしてしまうと、物足りなさを感じる。そういった事も過去に何度かありました。

違和感を感じながらも”意識”して、自分を違う”環境”においてみる。

試行錯誤して、その環境から、自分が何か成長につながる学びを得られると大きな”自信”が得られるのです。そしてその自信が自分の人生に喜びを与えてくれるのです。

長男が自閉症と診断された時、私は、違和感を感じながらも、どんどん人の輪の中に飛び込みました。

療育のプロと呼ばれる方々、学校の先生方、親御さん達、つながりを求めて、自分の中では、違和感を感じながらも、意識して、いろいろな方々の輪の中に飛び込みました。

そしてその輪の中から、たくさんの事を学び、自分の中に自信を築き上げたのです。

強くなったなぁ。

違和感を感じる事は全然大丈夫!

それを意識して、違和感の環境に自分を投げこみ、学び、そして自信をつける。

そういった自信の積み重ねにちょっとした幸せを感じる今日この頃です。

自閉症が何だ!何でも試す!

年末に学校から届いた一枚の通知。”小学校5年生、6年生、合同スキー遠足のお知らせ” これが次男のクラスの通知だったらスキーレッスンだって!楽しみだねぇ。素直に大喜びです。ところが今回の通知は自閉症の長男のクラス。正直一瞬不安。大丈夫かなぁ。ためらいます。長男に聞くと既に通知の事を知っており、”ママ僕参加したい!皆とスクールバスで遠足に行きたい!スキーしてみたい”。楽しそうに答えます。

”そうなの。行きたいの。それじゃ参加ってサインするね” 私は答えて、返信に参加と記入して封筒に入れました。本人がチャレンジしてみたいと言えば、それが成功であろうが失敗であろうが、本人がどこまで理解していようが、とりあえず参加させる。今までそれで通してきました。

長男が通う学校の良いところは長男が参加したいと言えば、最善を尽くしてサポートしてくれるところ。労力も人材もかかるし、きっとお金もかかります。でも、それを理由に拒否する事は絶対にしないのです。今回のスキー遠足も、参加ですね。頑張ろうね。先生は笑顔で答えてくれました。

スキー遠足の当日。長男は、スキー用具一式カバンに入れて、笑顔で元気にスクールバスに乗り込みました。親ボランティアも参加する遠足だったので、うちの主人が同行することになりました。親ボランティアは、バスに乗らず、自家用車でついて行きます。うちの主人もバスの後をついて出発しました。

どうしているかなぁ。。気になる私。。二人が帰ってきました。主人に聞くと、”うん。がんばったよ。スキーヒル、午前中2回、午後2回、先生と一緒に滑ったよ。でも、4回が限界で帰ってきた。そうか。頑張ったね。凄い、凄い!夫婦笑顔で長男を褒めまくりました。

翌日、先生が、”レッスン終了までいられなくて残念だったね。でも頑張ったね”と声をかけてくれました。私は、”残念だなって思いません。4回滑ったって凄いと思います。サポートありがとうございました”。とお礼を言いました。

事によっては、障がい児だから難しい。ためらう事も多いかもしれません。でも機会が与えられたら、そして子供がチャレンジしたいというのであれば、可能な限りなんでもトライさせてあげたい。自閉症が何だ!何でも試す!サポートしてくださる皆さんに感謝です。

自閉症でポジティブに思える事

自閉症の親グループのSNSに誰かが投げかけた質問です。なんでも良いからリストアップしてくださいっと書かれていました。カナダ人グループですが、なんと出てくること、出てくること。でも、私にとっては、正直強がりにしか聞こえなくて、なんか冷めてしまって、少し考えさせられました。同時に冷めている自分がとても冷たい人間に思えて、寂しくなりました。

そこで考えたのです。息子が自閉症で何か良い事あったかなって。。で、ふと思ったことが、自分が変わったということ。自閉症に対する理解が人一倍増えました。人に対して感謝する気持ちが増えました。優しくなりました。ちょっとした事で凹む事が少なくなりました。強くなったな。

自閉症について人一倍敏感になり、いろいろな方々の意見を聞いたり講習に参加したりして学ぶ日々。もっと、もっと、いろいろ試して息子が少しでも成長してくれたら嬉しい。子供なんて勝手に成長するものっとよく聞きますが、自閉症はそう簡単にはいきません。皆、それぞれ違うので一概にこれとは言えませんが、我が家の場合は試行錯誤の毎日です。大変ねぇ。。よく言われますが、ちょっとした刺激が、ものすごい成長を促した時、喜びを感じます。あぁ、やったぞぉって。。で、また今度は何に挑戦させようかっと思うのです。

こうやってブログを書きながら、何事も考え方だなっと思いました。良いことあるじゃん。将来に不安がないとは言えません。将来の事はいつも考えてるし、大人になった時、どういう生活スタイルが選択肢としてあるのか勉強しています。でも、考えても仕方がないし、時間がもったいない。今をひとつひとつこなして、一歩一歩成長を成し遂げて、毎日が充実していればいいかなって思うのです。

違いを尊重、受け入れる能力

先日、ツイッターでもふとつぶやいたのですが、8歳の次男が学校のリポートで、自分の得意な事の一つに堂々と大きく”友達を作る事”と書いていました。確かに彼は学校で人気者で友達がたくさんいます。新しい場所に連れて行ってもすぐに新しいお友達を作り、長男を連れて遊びに出かけて行きます。親としては頼もしい限りです。

どうして彼は、こんなに友達に好かれるんだろうっと思ったとき彼は友達の違いを否定せずに受け入れて尊重しているからじゃないかなって思えてきました。違いがあってもそれを素直に受けとめ否定せずに楽しむ。それでも自分の主張は、きちんと伝えます。私と話しているときもそうです。親ですから、やっぱり直してほしいところに気がつくし、指摘するとユーモアたっぷりに返してきて、思わず笑ってしまいそうになることが度々あります。

違いを認められるって能力だと思います。自分と全く違う人、合わない人と接していると違和感を感じます。違和感が長く続くと不快感に変わります。世の中の人が皆、違いを認める能力を高めて違和感を感じず、自然にいろいろな人と接していられるようになれば、世の中、もっと優しい世界になるんじゃないかなって思います。

自閉症という症状が家庭に舞い込んでくると、全てが違いだらけ、違和感の塊がドンっとのしかかったような状況に陥ってしまうことが度々あります。家族ですから違和感、不快、離れようなんて出来ません。違いを受け入れ、違和感を感じない能力が家族の中でどんどん鍛えられていくのです。まだ私は、ある意味、今でも修行中ですが、次男は生まれたときから、その環境で育っているので、すでにその能力が努力せずに伴っているのかもしれません。小さな子どもが海外で育つと英語が自然に身につく。。そんな感じかな。。良い事だと思います。