今週から新学期が始まりました。
自閉症の長男も次男と一緒に通い始めました。
実は、私、コロナの懸念から、子供達にホームスクールを検討していました。
いろいろ調べてたくさんの親御さんから話を聴いて、新しい事が比較的、好きな私は、自分にも出来るっと決意をして勝手に、ホームスクールをやる気になっていました。
子供達に相談すると。。
学校に戻りたい。。
コロナの懸念も、たくさん説明したし、マスクをつけないといけない。学校に行っても、友達と距離をおかないといけない。以前とは違うであろう可能性がたくさんあるっと話しました。
しかしながら、返ってきた答えは、マスクせっかく買ったし、学校だって頑張ってくれているんだから、僕たちも行くべきだっとの事。
何も言い返せませんでした。と、同時に子供達の成長を感じました。
もう自分の意見をしっかりと持っているんだなぁっと嬉しくもなりました。
学校再開して、まだ一週目ですが、通わせて本当に良かったなっと思います。
子供達が言っていた通り、学校は、本当に頑張ってくれました。
学校再開の2日前、副校長先生から電話がありました。夜中の8時近くです。
長男の学校初日の対応についてでした。
”ご心配だと思ったので、電話でお伝えすることにしました。サポートの先生を初日から配属出来ることになりました。クラスメートも、理解してくれるお友達が一緒なので大丈夫”。
その後、さらにサポート指導の先生からメールがあり、学校の様子や先生の様子、朝学校に入る前、入り口では、どのように並ぶのか、廊下では、どのように歩くか等、細かい様子を撮影した、説明付きの動画が送られてきました。自閉症児の対応でよく使われるソーシャルストーリーです。
こんな大変な時に、こんなに、ここまで気を使ってくれるなんて、涙が止まりませんでした。
学校初日、笑顔で学校から出てきた長男。多くは語ってくれませんでしたが、楽しかったと一言。
3日目の今朝も楽しそうに家を出ていきました。
新学期のクラスメートと、どうやって接しているんだろう?
気になって今朝、学校まで散歩がてら行ってみました。
覗いてみると、バックパックを置いて、大好きなブランコで一人遊びをしていました。
その後、ベルが鳴ると、バックパックを持って入り口まで。。。
入り口まで行くと、列の一番前に割り込み? 普段は割り込みなどせずに、ちゃんと順番待ちできるのになぁ。でも、クラスメートは誰も何もいいいません。笑顔でおはようって声をかけてもらっていました。
学校側がそう指導しているのか、それとも、クラスメートが優しさで、そうしているのか、私には、わかりません。でも、ふと思ったことが、そういうちょっとした朝の優しさが、彼に、学校は楽しいと思わせているのかもしれないなって思いました。