自閉症スペクトラム児子育てクラスで学んだこと(JAの練習方法)

自閉症スペクトラム児に欠けている事が多いというJA(ジョイントアテンション)。日本語でなんていうのかなって思って検索したら、”共同注意”って出てきました。正直、なんとなくピンとこない。

ヒトは本来生まれたときから周りを見て学び育つもの。だけど自閉症児は周りに興味を示さない。関心がない。JA(ジョイントアテンション)、周りを見る行動(共同注意?)に欠けている事が多い。だから大きくなった時に相手の表情を読み取るのが難しかったり言葉が出ない等の症状が出ると言われています。

”JA(ジョイントアテンション)が欠けている=周りをみない

このクラスでは、JA(ジョイントアテンション)のスキルをどうやって向上させるのかっという事を学びました。

方法は以下3つ。

  1. モノを渡すを繰り返す
  2. モノを見せるを繰り返す
  3. モノを指差すを繰り返す

モノを渡すを繰り返す練習”

まずは順番遊びから始めるのがオススメ。パズルでも良いし、おもちゃの車、電車でもいい。言葉は使わずに、手を出して、ちょうだいっと、ジェスチャーのみで、意思表示して繰り返す。

モノを見せるを繰り返す練習”

見て!っとモノを指差し、子供が見た瞬間に、指差した先にあるモノの名称をいう。

指差したモノを手に持ち、子供の名前を言ってから、モノの名称をもう一度、繰り返す。

常に興味があるモノを見せてもらう。その際、見せてもらうだけで取り上げない事が大切。

モノを指差すを繰り返す練習”

”指差す”という行為は、通常、”渡す”、”見せる”という行為が、出来るようになってから身につくスキル。

まず最初は近くにあるモノから始める。

モノを指差して、”持ってきてちょうだい”っと、ジェスチャーだけでお願いする。言葉を使わない。

本人にも、自分が指差したものを指差してもらう。自分が指差したものを、本人も指差して、意思表示が出来るようになったら成功。近くのモノから、遠くのモノへ移動させていく。指差すモノを一つから複数に変えてもよい。

JA(ジョイントアテンション)が向上すると、マネをして覚えるというスキルが向上します。

他人のマネばかりするのはいけないっと、言われる方も多いですが、ワタシは、自閉症児の子育てをするようになってから、マネって本当に大切なことなんだなぁって思うようになりました。自閉症児の子育ては奥が深い。学ぶ事は無限大です。

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