外出制限でオンラインコースが繁栄する中、私もこの機会をチャンスに自閉症子育ての療育オンラインコースに参加することにしました。長男が自閉症と診断された直後、自分に何が出来るかと思って最初に始めたのが自閉症への理解を深める事と療育子育てについて学ぶ事でした。療育子育てコースを受講するのは5年ぶりです。ちょうど良い機会だと思いました。長男も小学校5年生になり幼い頃の療育はもう使えない、何かもう少し違う方法がないかと模索していたからです。
5年前に比べたら簡単なものです。夕食後7時スタート。オンラインですからラップトップあけてクリック一つで参加。先生を含めて参加する親御さん達の顔が勢揃い。皆さん、こんにちは。お互いの自己紹介をした後、クラスがはじまりました。今回のクラスは8家族。全員、小学校の自閉症のお子さんを持つ親御さん達です。
10分ほどの休憩を挟んだ2時間のクラスでしたがとても充実したものでした。一番の衝撃をうけたのは下記のグラフです。自分のラップトップにうつったものを写真撮影したものなのであまりはっきりとうつっていませんが、真ん中の小さな波が自閉症ではない子供たち。大きな波が自閉症の子供たち。この大きな波をどれだけ日常小さく収める事が出来るか、それが療育のチャレンジ。

自閉症の研究発表は世の中、山ほどあります。有名な研究者と言われる方もたくさんいます。様々な考え方があり様々な対処法が発表されています。しかしながら、自分の子供に、その対処法があっているかというと、それは100%とは言えません。療育のプロと呼ばれる方でも、自分の子供にとっては、とんでもないという対処法を発表されている方を過去たくさん見かけました。合わないと思ったら無視。合うと思ったらその方の対処法をとことん学ぶ。
本当に世の中、便利になったものです。過去は高い授業料を払ってセミナー等に参加することが必要でしたが、今では、ほぼ何でもインターネットで見つけることができます。さっそくこの表を発表された方を検索すると、その方のユーチューブが紹介されていました。英語版ですが添付しておきます。

まだまだ学ぶ事は多い。この5年間、長男が小学校に入学してから療育をほぼ学校に任せていました。これを機会にもう少し自分を成長させて長男の療育に活かしていけたらいいなぁと思っています。
さて、これから12週間のオンラインコース、来週も楽しみです。頑張ろう。